2008年05月12日
シンポジウム
マックス・ヴェーバーにおける歴史学と社会学
1920年6月に急死しなければ、マックス・ヴェ一八一の研究人生には、『経済と社会』の執筆に代表される「自己限定的社会学時代」につぐ、「包括的・普遍的文化史時代」が用意されていたはずだというのは折原治の見解だが、だとすれば20世紀を代表する知の巨人マックス・ヴェ一八一の全体像に迫るうと思えば、歴史学、社会学双方から、それぞれがヴェ一八一に負うところを出し合い、それを戦わせなくてはならないということになる。その建設的な論戦をやってみようというのが本シンポジウムの課題である。歴史学研究においても、「合法的支配」「カリスマ的支配」「伝統的支配」といった《ヴェーバー的概念》は多用される。しかし、ヴェーバーの方法と概念が、はたして、あるいはなぜ、歴史学にとって有用なのかは、あまり検討されることがない。自らが依拠している方法への無反省は、知の頽廃をまねく。その頽廃を避け、より深く人類史を見とおすために、本シンポジウムは行う。本COEのテ一マである日本古代の特質解明のためにも、それは不可欠の作業になると思う。なお参加される方はできるだけ以下に掲げる参考文献に事前に目を通しておいていただきたい。
ポスターPDF
第1日目
シンポジウム 6月7日(土曜日)午後1時~午後6時
話題提供
社会学研究の立場から折原浩氏(社会学)
法刺史研究の立場から水林彪氏(一橋大学・日本法刺史)
歴史学研究の立場から小路田泰直氏(奈良女子大学・日本近代史)
参考文献
『マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か一歴史研究への基礎的予備学』
(勁草書房、2007年)
水林彪「「支配のLegitimität」概念再考」(『思想』995号、2007年3月号)
水林彪『天皇制史論』(岩波書店、2007年)
場所:奈良女子大学F棟5階大学院会議室(大仏殿と若草山の見える部屋)
アクセス
第2日目
エクスカーション 6月8日(日曜日)
午前9時~10時半平城宮資料館においてガイダンス
水林彪氏「平城宮一古事記神話の現実化としての-」
今尾文昭氏「佐紀古墳群について」
午前10時半~
平城宮跡周辺の現地見学
連絡先
奈良女子大学GOE研究室(Tel/FAX 0742-20-3779)
奈良女子大学小路田研究室(Tel/FAX0742-20-3311)
公式サイトhttp://koto.nara-wu.ac.jp/coe/
〔株式会社CSセンターHome〕
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