2008年03月09日
日本発達心理学会大会特別企画講演
第8回京都大学グローバルCOE 「心が活きる教育のための国際的拠点」ユニットD主催講演会
※日本発達心理学会第19回大会行事として実施されます(要大会参加費)。
http://db1.wdc-jp.com/jsdp/conf2008/index.html
「WHO-QOL尺度-知覚される生活の質への実証的アプローチ(WHO-QOL : An empirical approach to the quality of life perceived)」
日時:2008年3月21日(金)12時45分~14時45分
場所:大阪国際会議場(大阪市北区中之島5-3-51)1008室
講演者:マルタ・ヒル=ラクルス教授(スペイン・サラゴサ大学)
Marta Gil-Lacruz, Professor at Social Sciences and Humanities School at Zaragoza University, Spain
司 会:子安 増生(京都大学大学院教育学研究科)
共 催:京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」
お問合せ:子安増生(HGB03675@nifty.com)(@が全角なのでコピー&ペーストするときには注意してください)
演者紹介:ヒル=ラクルス教授は、1967 年スペイン生まれ。1991年ヴァレンシア大学卒業、同大学院博士課程修了。1997 年ヴァレンシア大学心理学博士(Ph.D.)。社会心理学専攻。
1996 年ヴァレンシア大学心理学部助教授、サラゴサ大学社会科学・人文科学部助教授を経て、2002 年より同教授。2004年3 月~5 月、キャノンヨーロッパ財団からの派遣により招聘外国人学者として京都大学に滞在。
現在の研究テーマは、ライフスタイル、健康の社会的決定因、社会資本と地域健康など。
近著:Psicologia Social: Un Compromiso Aplicado a la Salud(Social Psychology and Health), Zaragoza University Press, 2007.
講演要旨:ヒル=ラクルス教授からの講演要旨は以下の通りである。
生活の質(QOL)は、主観的と客観的の両方の視点から定義可能である。客観的視点からは、文化的・社会経済的指標、たとえば、健康、教育、職業、収入、余暇、社会および自然環境のようなもので規定される。主観的視点あるいは知覚される生活の質の視点は、全体的満足、幸福観、ウェルビーイングなどで評価される。今日、この両視点は統合され、
等しく重要と認識されている。この両視点を掘り下げるため、1990 年代に世界保健機関(World Health Organization)は、WHO-QOL プロジェクトを開始した。その主要な目標は、生活の質についての普遍的な概念が存在するかどうかを検討することであった。この目標を達成するため、様々な国の15 の地域が研究に参加した。自律性や十分なエネル
ギーの保持などは、インタヴューを受けた集団に共通の心理的に知覚される変数とされた。
この研究の結果、WHO-QOL 尺度ができあがった。この尺度は、社会心理学あるいは認知心理学の様々なトピック、治療および評価の両側面において適用可能なものである。また、宗教的信念、スピリチュアルな信念、個人的信念の測定と関連する尺度も含まれる。項目の中には、高齢者、障害者、HIV 患者などの集団にも適用可能なものがある。この講演で
は、理論面と実証面の両方から、このような定義を再分析し、尺度の因子構造を説明したい。スペインの郊外地域(サラゴサ市カサブランカ地区)で私たちの研究班が行っている研究を紹介する。この研究では、プライマリーヘルスケアの調査としてWHO-QOL 短縮版を用い、社会経済的地位(SES)との関連性を調べている。この研究の結果は、心理学
者の予防的介入に必要な有益な情報を提供し、平等性とウェルビーイングの関係について問題提起を行うものである。
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●招聘
●国際シンポジウム・セミナー準備・運営
●海外出張
●大学・研究機関イベント情報
●学術関連書籍・月刊誌 〔株式会社CSセンターHome〕
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※日本発達心理学会第19回大会行事として実施されます(要大会参加費)。
http://db1.wdc-jp.com/jsdp/conf2008/index.html
「WHO-QOL尺度-知覚される生活の質への実証的アプローチ(WHO-QOL : An empirical approach to the quality of life perceived)」
日時:2008年3月21日(金)12時45分~14時45分
場所:大阪国際会議場(大阪市北区中之島5-3-51)1008室
講演者:マルタ・ヒル=ラクルス教授(スペイン・サラゴサ大学)
Marta Gil-Lacruz, Professor at Social Sciences and Humanities School at Zaragoza University, Spain
司 会:子安 増生(京都大学大学院教育学研究科)
共 催:京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」
お問合せ:子安増生(HGB03675@nifty.com)(@が全角なのでコピー&ペーストするときには注意してください)
演者紹介:ヒル=ラクルス教授は、1967 年スペイン生まれ。1991年ヴァレンシア大学卒業、同大学院博士課程修了。1997 年ヴァレンシア大学心理学博士(Ph.D.)。社会心理学専攻。
1996 年ヴァレンシア大学心理学部助教授、サラゴサ大学社会科学・人文科学部助教授を経て、2002 年より同教授。2004年3 月~5 月、キャノンヨーロッパ財団からの派遣により招聘外国人学者として京都大学に滞在。
現在の研究テーマは、ライフスタイル、健康の社会的決定因、社会資本と地域健康など。
近著:Psicologia Social: Un Compromiso Aplicado a la Salud(Social Psychology and Health), Zaragoza University Press, 2007.
講演要旨:ヒル=ラクルス教授からの講演要旨は以下の通りである。
生活の質(QOL)は、主観的と客観的の両方の視点から定義可能である。客観的視点からは、文化的・社会経済的指標、たとえば、健康、教育、職業、収入、余暇、社会および自然環境のようなもので規定される。主観的視点あるいは知覚される生活の質の視点は、全体的満足、幸福観、ウェルビーイングなどで評価される。今日、この両視点は統合され、
等しく重要と認識されている。この両視点を掘り下げるため、1990 年代に世界保健機関(World Health Organization)は、WHO-QOL プロジェクトを開始した。その主要な目標は、生活の質についての普遍的な概念が存在するかどうかを検討することであった。この目標を達成するため、様々な国の15 の地域が研究に参加した。自律性や十分なエネル
ギーの保持などは、インタヴューを受けた集団に共通の心理的に知覚される変数とされた。
この研究の結果、WHO-QOL 尺度ができあがった。この尺度は、社会心理学あるいは認知心理学の様々なトピック、治療および評価の両側面において適用可能なものである。また、宗教的信念、スピリチュアルな信念、個人的信念の測定と関連する尺度も含まれる。項目の中には、高齢者、障害者、HIV 患者などの集団にも適用可能なものがある。この講演で
は、理論面と実証面の両方から、このような定義を再分析し、尺度の因子構造を説明したい。スペインの郊外地域(サラゴサ市カサブランカ地区)で私たちの研究班が行っている研究を紹介する。この研究では、プライマリーヘルスケアの調査としてWHO-QOL 短縮版を用い、社会経済的地位(SES)との関連性を調べている。この研究の結果は、心理学
者の予防的介入に必要な有益な情報を提供し、平等性とウェルビーイングの関係について問題提起を行うものである。
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